◆打木屋の仕掛け◆
打木屋の常連さんが主に使用している道具を中心に仕掛けを紹介していきます。打木屋に釣りにこられる前に是非とも確認してもらえれば、釣果アップは間違いなしです。
◆アジ釣りの仕掛け◆
◆竿◆
竿は130号のビシオモリを背負うので、しっかりとしたもので、長さは2m前後のものがいいでしょう。しかし、棒みたいに硬いものでもいいわけではありません。オモリ負荷60号~100号で、あとは使う方のお好みです。
お薦めの竿はシマノ-BJSイカセブン-ムギイカです。また、グラス竿でしっかりとしたのがお好みの方はAlpha Tackle-Profighter-Rolling-アジビシ180がいいでしょう。この竿は少し重いけどしっかりしていており、その割りに穂先が柔らかい感じを残しています。またグラス竿なので以外に安いのもポイントです。
本牧沖のブランドアジ専用でしたら「シマノ-バンディット(アウターガイド)タイプⅡM210」がいいと思います。(100号のビシオモリを付けたら釣り味最高! )
◆リール◆
両軸リールでPE4号を200m巻けるものであれば手巻きのリールでもいいですが、できたら電動リールがお薦めです。お薦めのリールは「ダイワ-レオブリッツ270MM」または「シマノ-電動丸1000PLAYS」です。共に、PE4号200mは十分に巻けるので十分でしょう。
◆道糸◆
道糸は新素材PE4号にしてください。号数の大きい太いのでもいいですが、潮の速いときには水の抵抗が大きく、糸フケが出てしまい、底立ちを取るのが難しくなります。お薦めの道糸は「YGKよつあみ-ウルトラダイニーマWX8」 または 「ダイワ-UVFメガセンサー」です。結び目なしで200mは巻いておいてほしいですね。
◆ハリス◆
1.2号、1.5号、1.7号、2.0号、2.5号を魚の大きさ又は喰いの良さによって使い分けます。潮の澄んでいる時にはどうしても細いほうが喰いはいいようです。お薦めの製品は「呉羽-シーガーエース」です。糸がパリッとしていて硬いのでオマツリが少なく強度も申し分ありません。通常は2号でいいでしょう。
◆ハリスの長さ◆
通常、2本針で長さは210cm、枝針は下の針から50cm上に付ける。枝針の長さは20cm。長くするとかえって仕掛けが絡む原因になります。
◆針さ◆
ムツ針11号か12号を使います。特大アジ用にと太めの針を使っている方がいますが、重くて沈むので喰いは悪くなります。大型狙いなら12号で十分でしょう。お薦めの針は「Taklamakan-ムツ(銀)12(平打ち)」です。
◆ビシオモリ◆
通常130号です。本牧沖の25m立ちでは100号でも大丈夫です。お薦めは「ミサキ-NEW横目ビシ-中目130号」又は「ミサキ-ミサキビシ(プラスチックかご)130号」です。YAMASHITA製は他社のと比べて、同じ130号の大きさのカゴでも、重さが軽いのでお薦めできません。
◆天秤◆
あまり短いと仕掛けを投入する際にオマツリするので、ある程度は長いものがいいでしょう。お薦めは「ダイワ-リーディングアーム-径1.0mm長さ350mm」です。この天秤はアームの部分が形状記憶合金でできていて仕掛けが絡みづらいです。この製品に最初から付属しているビシオモリを取り付けるスナップは、先ほど言ったロック付きなので、このスナップはペンチで切り取って、大型のダブルスナップ(ロック付きでないもの)に取り替えたほうがいいでしょう。知らない間にスナップがはずれて、高価なビシを落としてしまうという人が結構いますので、気をつけましょう。
◆クッションゴム◆
アジが大きくなればなるほど、又、釣れる場所が浅ければ浅いほどクッションゴムの必要性は大きくなります。ビシが重いので魚が引っ張っても、すぐには動いてくれません。こういうときにクッションゴムが有効です。ですから、少々引っ張っても伸びないようなクッションゴムでは付けている意味がありません。必要な時には伸びて魚の引きの衝撃を抑えるようなものでなければならないからです。長さ30cm、太さ1mmで上質なもの。お薦めは「人徳丸-ロングライフクッション-1.0mm 30cm」です。
◆スナップ付き樽型サルカン(ヨリモドシ)◆
道糸と天秤上部との接続や、ハリスとクッションゴムとの接続など、いろいろな箇所でスナップ付きヨリモドシを使うことが多いです。このスナップ付きの樽型サルカンのスナップの部分についてですが、止める部分に外側にわざとはみ出させている、いわゆるロック付きのものが多く出回っていますが、このスナップは駄目です。外側に出っ張っている部分が他の人の糸に引っかかったりすると簡単にはずれてしまいます。
◆ロッドホールダー◆
電動リール使用時にはなくてはならないものです。ラーク製、ダイワ製とありますが、ダイワ製のほうが竿に付ける部分(クランプ)が小さくて使いやすい。又、取り付けも楽です。お薦めは「ダイワ-パワーホルダ CP160CH」又は「ライトホルダーメタル90CH」です。
◆付け餌◆
船宿で赤タン(イカを細かく切って赤く染めたもの)と青イソメを用意しています。青イソメは長くても5cmまで。あまり長いと針掛かりしません。
◆釣り方◆
アジ釣りの基本は仕掛けを下ろして底に着いたら、2m上げてコマセを振り、それから1m上げてアタリを待つという方法です。打木屋では主に観音崎周辺の潮の速い場所を釣ることが多いので、潮の速いとき、二枚潮のある時などは底立ちを取るのが難しいことがあります。言い換えれば、このような状況の時にいかに効果的にタナを取れるかが釣果の分かれ道になるでしょう。
◆タナ取り◆
タナ取りの基本は底に着いてから2m上げて、コマセを振り、1m上げて待つですが、潮の速い時や上層と下層で潮の流れの向きや速さが違う、いわゆる二枚潮の時などではなかなか難しいものです。底まで50mなのに実際に底に着くには55mも道糸が出てしまっているというようなことが度々あります。どうして5mも余分に出てしまったのか?道糸がふくらんだ状態で出ていくからです。いわゆる糸フケです。この糸フケを取らないでタナを取ったとしても確実にタナを取ったことにはなりません。潮の流れが全くないということもあまりありませんので糸が垂直になることもあまりないのです。道糸のふくらみ(糸フケ)だけを取ってやればタナは取れます。この糸フケを取るにはビシが着底したら、すぐにタナを取らず、糸を張ってビシを持ち上げるようにして糸のたるみを取ってください。ビシを底から少し持ち上げてまた下に下ろす動作を2~3回繰り返すと糸の弛みが取れてきます。タナを取るのはそれからです。
◆有効なコマセの振り方◆
コマセを振った後、1m上げるのはどうしてでしょうか?これはコマセの煙幕の中に針を入れてやるためです。通常のハリスの長さは2m位でしょう。潮が緩やかに流れて、ハリスが斜め45度になっていると想定して1m上げているのです。ですから、下層の潮の流れがない時には仕掛けが真下に垂れ下がるはずですから、2m持ち上げるべきです。逆に、下層の潮が速い時にはコマセを振ってから、更に持ち上げる必要はありません。そのままで待てばいいのです。しかし、底近くの潮の流れがどうなっているかは船の上でははっきりとはわかりません。アジのアタリの出方を見て、タナを調整するしかありません。もやもやとしたアタリだったらタナをもっと上げるべきです。アジが餌の針を下向きに喰っているので、はっきりとしたアタリが出ないのです。コマセがどのように流れて、餌の付いた針がどのようになっているかをイメージするといいでしょう。機械的にタナを取っても釣れないことが多いのです。アジ釣りはとても奥深い釣りです。やればやるほど、この釣りが難しいのがわかってきます。






